EMSってどんなもの?
- Hayato Shimizu
- 1 日前
- 読了時間: 4分
更新日:12 時間前
最近EMSという言葉をよく聞くようになりましたね。クリスチャーノ・ロナウドが着けているCMなんかが有名ですが、電気刺激で筋肉を振動させるあれです。
商品を見た方の中には「EMSをつけているだけで痩せる」「寝ている間に筋肉がついて脂肪が落ちる」——そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、EMSだけでダイエットを成功させることは非常に難しいです。しかし、EMS自体が「意味のないもの」かというと決してそうではありません。
今回は、EMSの効果を紹介したうえで、ダイエットに最適な付き合い方をお話していきます。

EMSとは何ができる機器なのか
EMS(Electrical Muscle Stimulation)は、電気刺激によって筋肉を収縮させる機器です。本来、筋肉は脳からの指令が神経を伝って収縮します。この神経刺激は電気信号と同じものであるため。皮膚の上からの電気刺激でも収縮を促すことができます。
自分の意思とは関係なく筋肉が動くため、以下のような効果が期待できます。
筋肉を収縮させることで血流を促進
動かしにくい筋肉やインナーマッスルへの刺激
ケガや運動制限がある方の筋力維持・リハビリ補助
トレーニング後の疲労回復サポート
つまりEMSは、筋肉に「刺激」を与えることには優れている機器です。
なぜEMSだけでは痩せないのか
前項の通り、EMSは
筋肉を動かす
血流を良くする
筋肉の感覚を掴む
といった点では非常に有効です。ではなぜ筋肉を動かすことに優れているEMSで痩せることができないのでしょう?
① 消費カロリーが圧倒的に少ない
ダイエットの基本は、 消費カロリー > 摂取カロリー となることです。
EMSによる筋収縮で消費されるエネルギーは軽い運動以下となります。ウォーキングや筋トレのように全身を動かす運動と比べると脂肪燃焼効果はごくわずかです。
② 筋肥大・代謝アップには負荷が足りない
筋肉量が増えることで基礎代謝は上がりますが、EMSの刺激は筋肥大を起こすほどの負荷にはなりにくいのが現実です。
「筋肉が増えない → 代謝が上がらない → 脂肪が落ちにくい」という状態に陥りやすくなります。
③ 体は“動かさないと”変わらない
人の体は、
関節を動かす
重さを支える
バランスを取る
といった複合的な動作によって適応・変化します。EMSは筋肉を部分的に刺激しますが、実際の動作を伴わないため、体全体の変化にはつながりにくいのです。一部分の筋肉のみ刺激されてもなかなか全身が協調されず生活の中で使われづらい筋肉になってしまいます。
また、筋肉は使われた部位が成長しますが、体脂肪は動かした部位から分解されていくわけではありません。例えば腹筋に刺激を入れたとしてもお腹の脂肪が消えるわけではないです。
EMSは「使い方次第」で効果を発揮する
ここで重要なのは、
EMSが悪いのではなく、EMSだけに頼るのが問題
という点です。
EMSは以下のような使い方をすると、非常に効果的です。
筋トレで使った筋肉をより強く意識させる
トレーニング後の回復促進
運動初心者が筋肉の感覚を掴むための補助
などのように使えると非常に良いです!
なぜ筋トレとの併用が必要なのか
① 筋トレは「代謝を上げる唯一の近道」
筋トレによって筋肉量が増えると、
基礎代謝が上がる
日常生活でも消費カロリーが増える
結果として、痩せやすく・太りにくい体が作られます。
② EMS × 筋トレで相乗効果が生まれる
筋トレ中やトレーニング後にEMSを活用すると、
対象筋への刺激が明確になる
フォーム意識が高まる
トレーニング効果を高めやすい
といった相乗効果が期待できます。
③ 継続できる体づくりができる
EMSだけに頼ったダイエットは、
体重が落ちにくい
見た目が変わらない
結果、挫折しやすくなります。
筋トレを軸に、EMSを補助として使うことで「変化を実感できる → 続けられる」ダイエットが可能になります。
まとめ|EMSだけでなく“動くダイエット”を
EMSだけで脂肪はほとんど燃えない
EMSは筋肉刺激・回復補助としては優秀
ダイエット成功の鍵は筋トレとの併用
といったことが挙げられます。「楽して痩せたい」という気持ちは自然ですが、正しい努力をした方が、結果的に一番ラクに痩せられるのも事実です。EMSを正しく使い、筋トレのクオリティを向上させてより良いダイエット・トレーニングを行っていきましょう!
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