暖かい部屋にいるとつい運動を後回しにしてしまいがちですが、寒い季節にこそ運動はとても大切です。実は寒い時に運動をすることで得られるメリットがたくさんあるんです。ここでは、寒い季節に運動をすることで得られる3つの大きなメリットをご紹介します。
寒い時に運動をするメリット3つ
1. 代謝がアップして脂肪燃焼効果が高まる
寒い季節、外の気温が低いと身体が自然と冷えていきますよね。寒さを感じると、私たちの体は体温を維持しようと頑張ります。この過程で、体温を上げるためにエネルギーを使うことになりますが、これが運動と組み合わさると、さらに脂肪を燃焼させる効果を高めるんです。例えば、屋外でジョギングやウォーキングをすると、寒さに対抗するために体が多くのカロリーを消費します。
また、有酸素運動の際も冷たい空気冷たい空気を吸い込むことに対して体温調整のために、体が追加のエネルギーが消費されます。夏と違って熱中症のリスクがない分長時間の運動も可能なところが脂肪燃焼に良い影響があります。
さらに、寒さに慣れることで、冬場でも体が脂肪をより効率よく燃焼できるようになりますよ。寒さに対する耐性がつくので、冬の間でもダイエット効果を持続しやすくなります。
2. 精神的にリフレッシュできる
寒い時に外で運動するのは、最初はちょっと億劫に感じますよね。でも、実は寒い空気を吸いながら運動をすると、精神的なリフレッシュ効果が得られるんです。
寒さが少し肌に刺さるような感覚を感じながら外を走ったり、歩いたりすると、体と心が目覚めたような感覚になります。この新鮮な空気を吸うことで、気分転換になり、ストレスが軽減されます。寒い季節になると、どうしても屋内にこもりがちですが、少し外に出るだけで、気持ちがスッキリすることがよくあります。
寒い季節に運動をすると身体が温まりリラックスすることができます。寒さが身体に与えるストレスを運動によって解消し、心身のバランスを保つことができるからです。運動中に分泌されるエンドルフィンは、痛みを和らげ、リラックス感を与えるため、冬の寒さによるストレスを和らげるのに有効です。寒い冬に運動をした後は、達成感とともに心がすっきりとし、精神的にもリフレッシュされるので、日常のストレスが軽く感じられることもあります。
3. 免疫力がアップする
寒い時期には、風邪やインフルエンザなどの感染症が気になりますよね。ですが、適度な運動をすることは免疫力を高める効果があるんです。特に、寒い時期に運動をすることで、体が免疫システムを強化し、ウイルスに対する抵抗力を高めるといわれています。
寒さによって体が冷えると、血流が悪くなりがちですが、運動をすると血行が良くなり、免疫細胞が体内をスムーズに循環します。これによって、感染症にかかりにくくなるだけでなく、風邪をひいても軽く済むことが多くなるんです。
さらに、寒い時期に外で運動をすることで太陽の光を浴びる機会も増えます。太陽光はビタミンDを生成するのに必要な要素で、これが免疫力を強化する働きを持っています。冬場は日照時間が短く、ビタミンDが不足しがちですが、外で運動することでこの不足を補うことができます。
まとめ
寒い時に運動をすることは最初はちょっと勇気がいるかもしれませんがその効果は絶大です。運動をすることで代謝がアップし脂肪燃焼効果が高まるだけでなく、精神的にもリフレッシュでき、免疫力を高めることができるんです。これらのメリットは、冬を元気に過ごすためにはとても大切な要素です。
ただ、身体が固まってまま運動をすると怪我のリスクが高まるので、十分に準備体操をしてから行うようにしてください。
寒いからといって運動を避けず、ぜひ積極的に体を動かしてみましょう。最初は小さなステップから始めて、徐々に寒い季節でも運動する習慣をつけることで、健康面でも、気分面でも、冬を楽しく過ごすことができますよ!
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